美容師になって13年目、美容学生から数えると15年目の美容師人生の、
この春、
初めて母のカットとパーマを任されました。
うちの母は僕が産まれる前から通っていたサロンがあったり、還暦を過ぎた今でも現役で勤務している時間の中で職場の近くで素早くやってもらえるサロンが良かったりと言う事で、
母だけは今まで「髪を切って」と言われた事は一度もありませんでした。
拘りの強い人ですし、まぁまぁサバサバした人ですし、僕も自分から「切らせて」なんて言った事もなかったです(^^;;
僕が独立開業した事をどんな風に思ってくれているのかは分かりませんが、
前の勤めていたサロンの時には一切言われた事なんてなかったけれど、
ここアズーロが出来た事で初めてカットとパーマをお願いされました。
それだけでも、僕はとても嬉しかったです。
一応カウンセリングから始めました。
母もあーだこーだなんやかんや伝えてくれましたが、
あなたの希望や好みなんて、言われなくても分かってるよ。誰よりも知ってるよ。
産まれてからずっと、見てきたヘアスタイルだもの。髪質だって骨格だって、僕は母似なんだもの。
シャンプー、カット、パーマ、ブロー、スタイリング、あっと言う間の2時間半でした。
うちの母は本音を言う時なぜだか英単語をを使います。
施術後、「グッドですグッド!サンキュサンキュ!」
相変わらず言葉とノリが軽いよw!
でもそこは母親譲りかな。僕もよく軽いとか嘘くさいとか言われるしw
僕が息子という事をしっっかり差し引いても、
美容師としての技術で母がとても喜んでもらえた事が、僕はとても嬉しかったです。
様々な方々に支えられ、様々な方々に育てられ、
今の自分が在る事に感謝しております。
その中で両親の存在、支え、育み、愛情はやっぱり特別で、
その人に今の美容師としての自分を見てもらえた、知ってもらえたのはとても嬉しかったです。
人生の半分を懸けて歩んできた美容師の道。これからも続く道。
技術に終わりはなく、まだまだこれからも精進していく職業ですが、
美容師になってよかった。
今日改めて思いました^ ^
少しずつでもみなさまに還していけるように、
こつこつがんばります^ ^
めったに書かない長文ブログ、、、もう書きません(^^;;
ご清覧ありがとうございましたーーーーーっ^o^